本来の陣羽織は、甲冑の上に着た衿の大きな袖なしの羽織のことなのですが、旅館・ホテル用の業務用繊維業界では「袖なし羽織」の事を陣羽織と呼びます。
弊社オリジナルの陣羽織のご注文をいただきました。
弊社オリジナルというのは、生地が風合いの柔らかいアパレル用の生地を使い、仕立ても肩が斜めに下がり、脇の下が絞られている、まぁ着てみるとシュッとした感じになるよう仕立てられているという事です。
日本製 旅館・ホテル用 陣羽織 新ブッチャー生地 紺 フリーサイズ
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/jb-j001k.html
弊社の陣羽織は無地の紺色。
でも最近の流行りは、柄の入った陣羽織。
確かに単品で見ると柄入りの方が見栄えがしますが、浴衣も柄、羽織も柄だとガラガラでとっちらかった見栄えになります。というか温泉地でソレを見て、ちょっと酷いなと思った覚えがあります。
またプリント柄の羽織は、プリント部分がどうしても弱くなります。
使っているうちにプリント部分だけがハゲてきて、みすぼらしくなってしまいます。
流行りは柄物ですが、どうしても柄物に手を出せないのは、明らかに悪いとわかっているものだから。
色々となにかおかしい風潮です。
0コメント