業務用として旅館・ホテルで使われる製品は、個人で使うものと違いたくさんの人々が使うものであり、それを着たお客様だけでなく、提供する旅館・ホテル側も良い気持ちになることが大切です。
と考えるのは、青臭い考えでしょうか。それとも理想でしょうか。
何を言いたいのかと言うと、「とりあえず売れたもの勝ち」の考えで作られた物がかなり増えてきていて、それを苦々しく思っているからです。
こちらの茶羽織は、一昔前の物。
茶羽織は防寒着なので、
1、寒くない
2,丈夫
3、浴衣の柄を邪魔しない
といった事が重要なのですが、今の流行りは、
1、柄が派手
2,安い
ていうか、旅館・ホテルのオーナーが、素人すぎる。トータルで旅館・ホテルのイメージ作り、対象とするお客様を考えて、備品を選定すればよいのですが、今は個別に目立つものを選んでいて、トータルで見てみるとちぐはぐな物が出来上がっています。
温泉観光地などにある外湯に行ってみると、近くの旅館・ホテルの宿泊客が浴衣で出てきていますが、それを見るとよくわかります。
という体験を最近したので、ちょっと愚痴ってみました。
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