遠州地方は、日本有数の繊維の産地。
その遠州地方で江戸時代から作られ続けてきたのが、遠州木綿と呼ばれる木綿生地です。
遠州木綿というと「遠州地方で作られた木綿生地」と取られ、シャツ生地なども含まれるように思われがちですが、一般的に「遠州木綿」というと和柄の小幅生地を指します。
そう、東京とか大阪とか、他の地域で「遠州木綿」と言えば、「ああ着物の生地ね」と言われます。
遠州木綿
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そうそう、「遠州綿紬」とは、(有)ぬくもり工房の商品名。
明治時代に「遠州綿紬」と言って販売されていたとの話もありますが、全国的な通称ではありません。
遠州木綿の紬風の縞柄生地は、今でも浜松市の色々な工場で織られています。
今回弊社で扱いだしたのは、その内の一つ。
柄は着物柄ですが、生地幅が115cmある広巾生地です。
特徴は、そのままでもほとんど縮まないこと。
まだまだ浜松市では、たくさんの工場で縞柄の生地が織られています。
そう簡単に無くなるものではありません。
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