タオルって、正直普通の方には品質がよくわからないものの一つです。
パイルの長さとか、ふわふわ感とか、けっこう個人の感覚で判断されてしまう部分が多く、結局流行りとか産地の名前などで品質まで判断されてしまいがちです。
仕事としてタオルを取り扱う人は、感覚だけではなく数値で品質を判断します。
基本的に、タオルの品質は重さ。重さ=たくさんの糸を使っている=原価がかかっている、となります。重さは、匁(もんめ)で表します。匁が多いほど良いタオルという目安になります。
タオルは織機の巾がほぼ決まっているので、フェイスタオル、バスタオル、それぞれほぼおなじ幅で作られます。また使いやすい長さも決まっているので、タオルはほぼおなじ大きさとなります。
同じ大きさでしたら、やはり糸を多く使っている方が良い品質であり、高価になります。
中国製 定番タオル 白 フェイスタオル 160匁 120枚セット
:http://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/ft20-i160w-120.html
今回ご注文いただいたタオルは、よく旅館やホテルに泊まった時にサービスとして出される、旅館やホテルの名前が入ったタオルです。
プリントしやすいように、平地がついている「綿付き(木綿付き)」とか「平地付き」とか言われるタイプです。
中国製だし、白いタオルだし、160匁ってまぁそれほどの品質だし、って実はネットでもあまり単品で販売されていないタオルだったりします。
本来は、600本入りのケースで販売され、大量に使われるもの。
弊社でも、久々にご注文いただきました。
そうそう、このくらいの品質のタオル、実は使うのは日本だけみたい。
他の国では、もっと良いタオルを普通に使うそうです。
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