晒生地は色々な規格があります。糸の打ち込み本数や、糸の太さによって分けられます。手芸材料店などで販売されている物は、”文”規格の生地が多いのですが、今回ご注文いただいた「千代晒」は、文よりも一ランク上の”岡”規格です。
”文”と”岡”の違いは、糸の打ち込み本数です。
糸の太さは縦横20番手の糸なのですが、”岡”の方がたくさん使っています。
Yahoo!ショッピング 千代晒 日本製 岡規格 10反セット
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/sa-j05-10.html
文の晒生地はけっこう粗めで、着物や洋服の裏地に使ったり草木染めに使ったりする方が多いようです。岡の晒生地は、手ぬぐいなどに使われます。
比べてみると、使っている糸が多いのでやっぱり岡の方がしっかりとハリがある感じ。
弊社でも、岡生地をいつも購入してくださる方は、手ぬぐいや草木染め作家さんが多かったりします。
今回も作家さんからのご注文。
この晒生地が素敵な作品になることが、とても嬉しく思います。
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